時間的ワーキングプアな医師たち 幸福論からみた医師の適性とは?

みなさん幸福感を感じて生活されているでしょうか?

幸福とはなにか?

お金はあるけど時間がない、とか、お金も時間も足りない!家族とうまくいかないとか、健康面で不安があるとか。

気になるところは色々あるかもしれません。

人が現代社会、ある程度恵まれた先進国で生活するにあたって、重要な要素がいくつかあります。

仕事、お金、時間、家族、健康などです。

その人にとって、これら要素のバランスが適切であるかどうかが、幸福度に関係してきます。
また、人生の過程、年齢によってもその適切なバランスは変わってきます。

そのバランスの舵取りが、現代社会で幸福に暮らすうえで、重要になってくるのです。

仕事と時間とお金のバランス

まず、お金に重点をおきがちですが、お金がたくさんあっても満足感に乏しく幸福感が足りないこともありますし、お金がなくても、満ち足りて幸せに過ごすことが出来ている場合もあります。
最終的に幸福であるかどうかは、その人、本人が決めることで、もしくは感じることであり、他人はまったく関係ないのです。

本当に幸せが満ち足りた場合、他人に対する虚栄心や妬みという感情からは解放されているのです。

ただ、これは大雑把な総論的な話で、現実的には多くの要素が絡みあい、その具体的なバランスが重要になります。

まず、仕事と時間・お金のバランスから整えていくことが現実的です。

仕事においては、仕事自体が目的となりうるか、単にお金を稼ぐための労働のなのか、労働時間、お金、社会的保証などの要素の適正度などのポイントがあります。
自分にそれがマッチしているかどうかは、人生の全体的な幸福感にかなり関係してきます。

仕事の意味と属性

そして仕事に関わる社会構成として、資本家、雇用者、労働者と階級カテゴリーが存在し、それぞれにおいて仕事の意味が異なってきます。
また、完全にその階級が分離しているわけでもなく、それぞれの階級に兼ねて属している事も多いです。
政治家の一部の方は、ある意味全ての属性を持っている場合があり、政治家としての労働自体が目的、または言葉は悪いですがボランティア的な趣味に近いものであったりもするのです。
お金から切り離されて行われる労働は、最も本人の満足度を高め、ある意味で高尚なものでもあります。

医師の仕事と属性

医師はどのような立場でしょうか?

殆どの医師が、労働時間とお金は、ほぼトレードの関係にあり、かつ、時給単価が高くても一般の病院勤務で短時間労働を実現させることは困難です。

一般的な勤務医、個人開業医の場合、働けばその分お金は増えますので、金銭的ワーキングリッチではあります。

しかし、時間のコントロールが困難で、時間的にはワーキングプアであることが多いです。

多くの医師は、労働者階級に属しており、高給ではありますが、労働者階級において比較的高給であるだけで、金銭的生活レベルは、中の上程度と考えた方が良いです。

そもそも、給与所得者としての年収1000万から2000万程度の範囲は、最も税金的に損をしている立場なのです。
これ以上の給与所得を得る場合は、どの程度の労働時間に対しての給与であるかが、時間的金銭的に割に合うのかに関係してきます。

時給が極端に高く、時間が余っている場合には、税金が高かろうが、割に合わないという感覚は生まれませんので、多くの給与所得を得るに越したことはありません。

つまり、医師のような、もともと忙しくて手持ちの自由時間が少ない方が、さらに時間とのトレードで給与を得るということは、単にお金を稼ぐという意味合いでは、まったく効率的ではない訳です。
仕事自体が目的で幸福を感じるというわけでない場合、お金を得るという目的としての一般的な医師の仕事は、ある収入ラインから、とても非効率的なものになってくる訳です。

医師の働き方

医師の仕事内容からすると、仕事自体が目的である方が1番幸福感を得やすいと思われます。

お金目的での労働としては、求める金銭の大きさによっては、非効率的であります。

ただ、ある程度の収入でということになりますと、逆に効率よく働く事が現在のところ可能な職業です。

その場合は、自分に合った職業環境を見つけ出すか作り出すことが必要になります。

他力的には、病院・診療所の非常勤、または勤務先との交渉による数日勤務・短時間勤務による常勤になるという選択例があります。

後者の方が社会保険等、社会的信用を含めますとより良い待遇ではあります。

自力的には、小さく開業し、労働時間を抑えることが可能であれば、やり方次第では可能かもしれません。どのようにするかは、自分で考えなければなりません。

医師のお金を稼ぐ効率性

金銭を稼ぐ効率性だけで、医師の職業を考えてみます。

具体的数字であげるとするならば、年収500万から1000万程度を目標にした場合、医師の仕事はかなり効率的でしょう。

一般的な病院(市民病院、日赤、済生会、国立、大学など)で勤務医として普通に働くこと、またはバイトをしながら年収2000万以上求める場合、特殊な場合を除いては、その殆どが非効率的でしょう。

開業して年収数千万から1億または2億程度までであれば、時間や経営的煩わしさが問題でない場合、けして効率的とはいえませんが、個人事業としては、一般的に恵まれた事業・稼ぎ方ではあるでしょう。

多くの場合、まずは仕事と時間・お金の関係を整理しないと、家族や健康などのその他の幸福要素のコントロールがしにくいので、とても重要になってきます。

何を求めていて、どのような働き方が自分の幸せにつながるかを理解しないと、いつまでも幸福感を得ることが難しいままです。

医師の適性

まとめとして、医師の適性について考えますと、

①お金をただ少し稼ぐ目的の場合、その目的としての職業選択として適性はあるでしょう。

②お金をたくさん稼ぐだけが目的の場合、適性があまりないでしょう。

③労働者属性のみの医師で、医師としての労働自体が目的である場合は、医師としての適性が十分にあるでしょう。

ただそれでもバランスを考えることは必要です。

④一部の政治家のように、資本家・雇用者属性があり金銭的に充足しているかたで、かつ、医師としての労働自体が目的である場合は、かなり医師としての適性があるでしょう。

⑤時間もお金もたくさん欲しい場合、基本的に労働者としての医師の適性は、全くありません。

医師としてですと、かなり特別な働き方を考えるか、資本家・恵まれた雇用者の立場になる事を目指しましょう。

以上、幸福論からの医師の適性に関する考察でした。
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この記事を書いた人

常識を無視し、権威を無視し、束縛を無視し
専門医など関係なく叩き上げのスキルと己の魂が私の武器
その名はドクターMAX

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