学会ってなんですか?
眼科でも数多くの学会が毎年開かれて、多くの医師が参加しています。
2019年でも国内で主要な学会が15個ほど、海外では5個ほど開かれていますね。
国内でメインの眼科系学会といえば、日本眼科学会、日本臨床眼科学会が2大学会として多くの眼科医が参加しています。
日本臨床眼科学会、いわゆる「りんがん」は臨床テーマよりの学会になります。
今度の日眼いく?とか臨眼いきます?とか春前や夏過ぎごろ、眼科医同士で予定の確認をし合う光景がよくみられます。
学会が、医師の情報交換や交流の場になっていて、夜はいたるところで食事会・飲み会が開かれております。
ガッチャンとは、専門医の単位手続きのことです。
受付で、手続きだけしておいて、単位だけとって学会には出ずにどっか行っちゃうこともあるわけです。
学会の内容ってどうですか?
毎回、学会に参加して思うのですが、よくまぁこんなにも毎年毎年、学会のテーマ・演題が尽きずにあるものだと感心するのです。
もちろんそれほど目新しい話題が毎年あるわけではないので、なんとなーく似たようなテーマや、そんなことよくまとめたなという内容のものもあるわけなんです。
「~の1例」とか「~に対する~療法の成績」とか「~における~の検討」、「~と~との比較」などなど、まぁお決まりパターンがあるわけです。
もちろん、とても面白いものもあれば、とりあえず出してみた感半端ないやつや、無理やり感あるものも、よくそんなの出したな的なものも、そりゃ多数毎年採択あれば、出てくるわけですね。
それも楽しいのです。
中には、おいおいっていう報告もあるわけですよ。
例えば、テノン嚢下なんちゃらで眼球穿孔おこしましたのが、近医からまわってきました。気を付けましょう!とかね。
正直、こんなの採択されるんかいって思いましたけども。。。
悲報!学会のサークル化がすすむ!
内容だけで言うと、日眼・臨眼だけで事足りるとか皆さん思いませんか?
例えば、毎年、日本臨床眼科学会の1か月ちょっと後に、日本網膜硝子体学会があるんですけど、なんか結構ひっそりと、こじんまりしちゃってて、臨眼と内容そこまで変わるんか??って皆さん感じてませんか?
規模と内容のわりに、めちゃくちゃ参加費高いな!!おい!!って思いませんか??
みなさん小金持ちだから大丈夫ですかね??
ほんと、これだけ学会多いと、それってほぼ眼科におけるサークルじゃね?みたいな感じですよ。
ん、サークル?
そーだよ、サークルだよ!なんかしっくりくるじゃないですか!
でも、サークルだと考えれば、参加費高くて文句あって嫌ならでなきゃいいじゃんって話で納得できるし、好きならどんどん色々参加しなよ!ってのもわかりますもんね。
大の大人達がケンカしてる!?みたいな信じられない話なんですけど。
大学によっちゃ、その学会には出るなとか言われてたりとか!?
でもー、まぁサークルですから、ケンカとかぁ、そんなこともありますよねー
カナダもあるよ!バンクーバー満喫するよ!
おわりに
非会員価格 20,000円 22,000円
悲報! 学会のサークル化が顕著にすすむ!ってお話でした。