診療つぶやき8回目　医師の時間外2000時間までOK！？　厚生労働省の有識者会議がヤバい話。。でもヤバくもない話。

「医師は、2000時間の残業も、場合によってはOKにしちゃうよ！」という、とんでもない意見を有識者達が提案してるみたいなんですよー

ホントに有識者なんでしょうか・・・？

極めて、耳を疑う話なんですが、本当みたいなんですヨ！

第16回　医師の働き方改革に関する検討会が平成31年1月11日(水） 15:00~17:00の予定で、厚生労働省 専用第15会議室（12階)で開かれました。

小難しく書いてそうですが、とんでもないことが書かれてませんか？

読み取れるってことで、ちょっと間違った解釈でも許してくださいな。

こんな感じに読み取れるんですけど、どうっすか？

医師法とか、医療法とか、ごめんなさい、常に把握できてない人も多いかもしれないっすよ！

厚生労働省、有識者達のあいだでは、現実とてらしあわせて、しょうがない感出てるとは思うんですけど。

まぁ、医者でそれだけ働く人がいるから、医療が成り立つんですよね。それに伴ってこんな本来意味のない会議しないといけないわけですよ。

いい大人なんだから。

医師の働き方改革に関する検討会なんて、日本国の、それなりに頭が普通よりいい人が集まってやっているんですから、大概そんなことわかったうえで無茶なこといってたりする可能性もあるんです。

ただ、やはりどこかのレベルでそれを超えると、それが成り立たなくなります。

的なもので、結果として2,000時間ならいいんですよ。

てか、そう言ってくれればいいんですよ。そうなんですよね！？

だって、問題になった、ほかの業種（自動車運転の業務）でも上限年960時間ですよ。
医者は一気に倍までいきますか？？
とりあえず、認めちゃいますか？

参考：厚生労働省　時間外労働の上限規制　わかりやすい解説（pdf 3,365KB)

そもそも無理がたたってるんですから。

医師の正義感とか、働いちゃう人の犠牲で、お金がないのに、お金がないから労働力確保できないのに、日本の医療体制をギリギリ続けてきているだけですよね。

それでも足りんから定率に、その後うんぬん。。と続くわけです。

しかし、国民だってね、その都度ね、医療費安くなれば喜び、負担増えれば文句いうわけですよ。

自分の患者が。。。自分が最初に診た患者が。。。いや、責任感強いのはいいんですが、その積み重ねの歴史で無理がたたってるんです。

しかしながら、それが医師の良心で、悪い意味で引き続いてきているわけなんですね。

医療費莫大にあげるか、働く人の給料をめっちゃ安くするしかないんですよね？？

サービス内容的には世界的に誇るものなんですが、惜しいですよね、サービス過多ですか？設計ミスなんですか？？やっぱ無理な制度なんですかねー

結局、医師自身も、自分・家族含めてしっかり医療受けたいですし、対応してほしいのです。

ですから、個人的には医療費をめっちゃ負担してでも、ホントは良い医療体制を継続したいですが。

根本的な問題点を再度言いますと、これまで日本で行われてきて今後も求められている医療体制サービスと、今現在のお金と労働力がまったくもって釣り合っていない事なんですよね。

バスの運転手とか、飛行機のパイロットとか厳しい指摘をうけてて、事故が起きるたびに労働環境ふくめて、国民からむっちゃ批判あるじゃないですか。

医療ってもっとヤバいんですよ！

問題おきたときに、医者だけ医療事故で訴えられるなんて、マジ勘弁ですよ！

ホント、なかなか変わりませんよね。

そして残念な結論にはなるのですが、最終的には国民がアホってことになるんでしょうか。

はい、最終的に残念なお話でした。

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