みなさん幸福感を感じて生活されているでしょうか?
幸福とはなにか?
気になるところは色々あるかもしれません。
人が現代社会、ある程度恵まれた先進国で生活するにあたって、重要な要素がいくつかあります。
仕事、お金、時間、家族、健康などです。
そのバランスの舵取りが、現代社会で幸福に暮らすうえで、重要になってくるのです。
仕事と時間とお金のバランス
本当に幸せが満ち足りた場合、他人に対する虚栄心や妬みという感情からは解放されているのです。
まず、仕事と時間・お金のバランスから整えていくことが現実的です。
仕事の意味と属性
医師の仕事と属性
殆どの医師が、労働時間とお金は、ほぼトレードの関係にあり、かつ、時給単価が高くても一般の病院勤務で短時間労働を実現させることは困難です。
しかし、時間のコントロールが困難で、時間的にはワーキングプアであることが多いです。
多くの医師は、労働者階級に属しており、高給ではありますが、労働者階級において比較的高給であるだけで、金銭的生活レベルは、中の上程度と考えた方が良いです。
時給が極端に高く、時間が余っている場合には、税金が高かろうが、割に合わないという感覚は生まれませんので、多くの給与所得を得るに越したことはありません。
医師の働き方
医師の仕事内容からすると、仕事自体が目的である方が1番幸福感を得やすいと思われます。
ただ、ある程度の収入でということになりますと、逆に効率よく働く事が現在のところ可能な職業です。
その場合は、自分に合った職業環境を見つけ出すか作り出すことが必要になります。
後者の方が社会保険等、社会的信用を含めますとより良い待遇ではあります。
医師のお金を稼ぐ効率性
金銭を稼ぐ効率性だけで、医師の職業を考えてみます。
具体的数字であげるとするならば、年収500万から1000万程度を目標にした場合、医師の仕事はかなり効率的でしょう。
一般的な病院(市民病院、日赤、済生会、国立、大学など)で勤務医として普通に働くこと、またはバイトをしながら年収2000万以上求める場合、特殊な場合を除いては、その殆どが非効率的でしょう。
開業して年収数千万から1億または2億程度までであれば、時間や経営的煩わしさが問題でない場合、けして効率的とはいえませんが、個人事業としては、一般的に恵まれた事業・稼ぎ方ではあるでしょう。
多くの場合、まずは仕事と時間・お金の関係を整理しないと、家族や健康などのその他の幸福要素のコントロールがしにくいので、とても重要になってきます。
医師の適性
まとめとして、医師の適性について考えますと、
①お金をただ少し稼ぐ目的の場合、その目的としての職業選択として適性はあるでしょう。
②お金をたくさん稼ぐだけが目的の場合、適性があまりないでしょう。
ただそれでもバランスを考えることは必要です。
④一部の政治家のように、資本家・雇用者属性があり金銭的に充足しているかたで、かつ、医師としての労働自体が目的である場合は、かなり医師としての適性があるでしょう。
医師としてですと、かなり特別な働き方を考えるか、資本家・恵まれた雇用者の立場になる事を目指しましょう。